カテゴリ:平成元禄時代( 9 )

・・・・平成元禄時代(仙台藩編)part 5 ・・・

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この物語は,私が会社勤めで東京の神田神保町の職場に勤めていた頃(平成3年当時)の思い出をベースに
江戸時代風に「平成元禄時代」の題名とし書いております。
初めて読む方は一番下のカテゴリ「平成元禄時代」をクリックしていただければ過去の物語が収録して有ります・・

なじみのすし屋に若い頃・・居候(下宿)をしていた 酒和好ノ助という人のエピソードです

回船問屋の清三郎・・・・・・「幸さん・・・そろそろハゼが釣れ始めたようですよ」
幸エ門・・・・・・・・・・・・・・・・「お~・・・行きますか・・師匠」

すし屋の旦那・・・・・・・・・・「期待しないけど・・釣って来てね」
すし屋のおかみ・・・・・・・・「大丈夫・・・私も行くから」

酒和好ノ助・・・・・・・・・・・・「おっ・・・良いね~・・私も連れてって」

すし屋のおかみ・・・・・・・・「酒和の旦那・・いいけど・・・孫の・和助の面倒をみてくれる」
酒和好ノ助・・・・・・・・・・・・「おっ!・・・・大丈夫だよ」

・・・・・ということで・・・松島湾へ「ハゼ釣り」にくりだしたのでした


その日は・・・べた凪・・・・風もなく実に穏やかな釣り日和でした


回船問屋の清三郎・・・・・「おっと!・・・良いですねこのあたり・・・また来ましたよ」
幸エ門・・・・・・・・・・・・・・・「えへへ・・・負けちゃあいませんよ・・・ほれ・・私だって」

こんな感じでハゼは順調に釣れてましたが

・・・ところで酒和の旦那と孫の和助は別の船でもって・・どんな感じなんでしょう~・・



和助・・・・・・・・・・・・・・・・・「おじちゃん・・・起きてよ~・・・また・・餌をとられちゃったよ」
酒和好ノ助・・・・・・・・・・・・「なになに・・よ~し・・・それではもう一度付け直すか」
                「餌はな・・たっぷりと美味しそうに付けるんだよ

和助・・・・・・・・・・・・・・・・・「おじちゃん・・わかった・・でも おじちゃん酒くさいよ」
酒和好ノ助・・・・・・・・・・・・「ごめんごめん・・・こんな良い天気なもんだから・・飲みながらが最高なんだ」
                「また 餌が外れたらつけてあげるから・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・和助はとっても親切な好ノ助と一緒に楽しく釣りをしたそうです

・・・・・・しばらくして・・・・「おじちゃん!!」・・・突然和助の声!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いい気分で寝ていた・・・・好之助の竿に大きなあたりが

和助・・・・・・・・・・・・・・・・・「おじちゃん頑張れ」
好ノ助・・・・・・・・・・・・・・・・「お~・・・まかせなさい!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この日の最大の釣果・・・・・・「かれい・・・・・・47cmをゲット
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・酒飲んで・・・寝ていて・・・最大釣果・・・・これってありですか
すし屋さんでの反省会での第一声は

酒和好ノ助・・・・・・・・・・・「家宝(カレイ)は寝て待てですよ・・・・」

・・・・・・・・・・・一緒にいた和助君に聞いてみました

ちなみに・・・・和助は・・・・大人に負けない「ハゼ」の釣果でした

和助・・・・・・・・・・・・・・・・「うん・・・おじちゃんはお酒を飲んでいい気分で寝てたよ」
               「でも・・おいらが起こすとすぐに餌を変えてくれたよ」
               「だから・・・・・すぐに餌の付け方覚えたもん」
               「おじさんを起こさなくても良くなったよ」
               「だけど・・・・・・おじさんの餌の付け方は凄いよ」

幸エ門・・・・・・・・・・・・・・「付け方教えてくれる?」

和助・・・・・・・・・・・・・・・・「幸エ門のおじちゃん・・・甘い!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・和助君は永遠に忘れないでしょう・・・・「たっぷりと美味しそうに付ける方法」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この和助君は当時小学校に通ってましたが現在は高校生です
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by mebaru-papa | 2013-07-07 15:01 | 平成元禄時代 | Trackback | Comments(4)

・・・平成元禄時代(仙台藩編)パート4・・・

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この物語は,私が10数年ほど前に東京の神田神保町の職場に勤めていた頃の思い出をベースに
江戸時代風に「平成元禄時代」の題名とし書いております。
初めて読む方は一番下のカテゴリ「平成元禄時代」をクリックしていただければ過去の物語が収録して有ります・・

今回の登場人物
◎「月輪熊(ツキノワグマ)幸エ門」 陸奥藩出身 役職 与力・(私仙台から 新潟へ転勤そしてまた仙台に転勤となったpapaで~す
◎内科医のとっても静かな先生名前を・・・・元禄時代風に・・・・・・静之助(せいのすけ)先生
◎英会話能力無しでアメリカのお姉さんに会いに行った運送業営む・・ここでは廻船問屋岩間屋の静三郎(せいさぶろう)さん
◎23年間仲良くしていただいている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すし屋庄助の親方とおかみさん

・・・それでは物語に入ります・・・・

仙台も白いものがちらついている正月の9日の夕刻,馴染みのすし屋さん庄助へ新年の挨拶がてら訪ねました。・・・・
暖簾をくぐり戸をあけると・・おっ・・・回船問屋の清三郎さんが一人で親方とおかみと会話中で

静三郎・・・・・・・・・・・・・・・「おっ幸さん・・・明けましておめでとう」
幸エ門・・・・・・・・・・・・・・・「静三郎さん・・本年もよろしく・・おかみさん・親方おめでとうございます」
おかみ・・・・・・・・・・・・・・・「今晩あたり,幸さんがくるんじゃないかなと思ってたのよ」

静三郎・・・・・・・・・・・・・・・「そうそう・・・なんか気配を感じてたんだよ」
幸エ門・・・・・・・・・・・・・・・「あの~・・・それって殺気(さっき)を感じたのかな~」

静三郎・・・・・・・・・・・・・・・「うんうん・・そうかも知れない」
幸エ門・・・・・・・・・・・・・・・「いつから・・さっきから・・・・なんて」 ・・・・注)こちらでは先程を(さっき)・・方弁でしょうか? 

おかみ・静三郎・・・・・・・・「新年早々・・・寒~む~」・・・・・015.gif

しばらく懇談していると・・・・

こんばんわ・・・・お~・・・内科医の静之助先生が袋を持ってやってきました。お互いに新年の挨拶を交わし三人揃って席につきます

静之助先生・・・・・・・・・・「親方・・これをお願いします」
持ってきた袋の中身は・・・・・おっと・・・赤メバルではありませんか・・・・045.gif
煮付けにも良し・・・焼いても良し・・・刺身でも良し・・・

先生これ何処で・・何匹釣ったの?・・・他の魚は?・・・一気に釣り談義になりましてニコニコとビールを飲みながら談笑するのであります

親方・・・・・・・・・・・・・・・・・「はい・・上がったよ!」
先生が釣ってきたうすピンク色のメバルの刺身が目の前へ・・頬張ればなんと上品な甘み・・この歯ごたえ,う~ん生きていて良かった~010.gif

おかみ・・・・・・・・・・・・・・・「はい・・お待ち!!」
今度は煮魚にして登場です・・生姜と一緒に上手く味付けされなんと美味しいことでしょ~う003.gif

幸エ門・・・・・・・・・・・・・・・「先生ありがとうございます新年早々にごちそうになりまして」
静之助先生・・・・・・・・・・・「嬉しいですね~・・皆さんに喜んでいただいて」

ここで・・廻船問屋の静三郎さんがにんまりとして
静三郎・・・・・・・・・・・・・・・「幸さん・・・新年から(つる)みたいだね~」
幸エ門・・・・・・・・・・・・・・・「あれっ・・・静三郎さん・・・それって洒落ですか?」

静三郎・・・・・・・・・・・・・・・「あんたの口ばしの長いのは有名だからね~」・・・・・003.gif

・・・・一同大爆笑でした・・・・・

新年早々・・・ペンネームのめばるをいただいたmebarupapaの一席でした・037.gif
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by mebaru-papa | 2011-01-10 13:13 | 平成元禄時代 | Trackback | Comments(8)

・・・平成元禄時代(仙台藩編)パート3・・・

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さて・・・・久しぶりに仙台在住の頃を思い出して書いてみましょうか・・・037.gif

私が通った酒場は・・・・庄助寿司・・・・現在もちゃんと営業しております。
ここに通う常連客の一人に内科医のとっても静かな先生が居られます
名前を・・・・元禄時代風に・・・・・・静之助(せいのすけ)先生としましょう
この人は無口な方でニコニコしながら静かにお酒を飲まれる方です。

さて・・・庄助常連客で松島湾へ釣りに出かけた時のお話です。
当日は晴天・・波も穏やか・・・皆さん和気藹々・・・楽しく釣りをしております。

幸エ門・・・・・・・・・・・・・「先生・・釣れますか」
静之助先生・・・・・・・・・「はい・・・・ぼちぼちと・・・良いですね」
いつものように 優しい眼差しで竿を持っています・・・またこの竿が高い竿なんです
調子よく型の良いアイナメを5~6匹ほど釣り上げていました・・・・でもマイペースです

私の方は・・・・まだアイナメ・・・・1匹・・・・まだ調子が出ません。

静之助先生・・・・・・・・・「幸さん・・・餌を変えてみませんか」
ニコニコしながら・・・通称(アカ)・・・・岩ゴカイを差し出してくれました。
私は青イソメを使っていたので・・・・お礼を言いながら付け替えました。

すると・・・・ぐっと大きな手応え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・037.gif
幸エ門・・・・・・・・・・・・・「おっ!?・・・・・でかい!?」
静之助先生・・・・・・・・・「きましたね~・・・・」

幸エ門・・・・・・・・・・・・・「あれっ・・・・根がかりか・・・残念!」

竿を引き上げると・・・なにやらゴミを引っ掛けたような感触・・・
ん!!・・・・・・・・私は直感しました・・・・・・・・これは「蛸(たこ)だ!! 

幸エ門・・・・・・・・・・・・・「先生・・・すみません・・たもをお願いします」
静之助先生・・・・・・・・・「たもですか?・・・」
まだ先生は「」が釣れたことを知りません

幸エ門・・・・・・・・・・・・・「先生・・です・・・私が海面すれすれまで揚げて舟に寄せますからすくって下さい」
静之助先生・・・・・・・・・「えっ!?・・・私で大丈夫ですか?・・・たもですくうんですね!???すくえばいいんですね」
先生はすっかり興奮し緊張しているようです・・・・

その内・・・海面が姿を現しました・・・結構大きなです・・
幸エ門・・・・・・・・・・・・・「先生・・・お願いします」
静之助先生・・・・・・・・・「はい!!・・・・ヨイショ」

舟上に歓声が上がります・・・・「先生・・・ナイスアシスト・・」
緊張の糸が解けて・・・先生に笑顔が戻りました・・・・・

その夜・・・勿論・・・お魚さんたちに感謝しての宴会が庄助寿司で開かれました。
もちろん先生も参加してます。
はい・・・・・はお刺身になっています。

幸エ門・・・・・・・・・・・・・・「先生・・は初めてだったんですね」
静之助先生・・・・・・・・・・「はい・・・釣るところを見たのも初めてでしたし・・たもでを揚げたのも初めてで緊張しました。」
嬉しそうに話されました。

幸エ門・・・・・・・・・・・・・・「いやいや・・・先生・・緊張していればあの時だ洒落はでませんよ」・・・・018.gif
静之助先生・・・・・・・・・・「えっ・・・・だ洒落ですか?・・・覚えがないな~」・・・・026.gif

幸エ門・・・・・・・・・・・・・・「あれっ!・・・・確か・・・救えば医院ですねって・・・商売にかけるとは余裕があるなと思いましたよ」
静之助先生・・・・・・・・・・「はい・・・・確か・・・すくえばいいんですねって言いました・・・・あっ!?・・そうか」・・・041.gif

突然の「だ洒落」談義で・・・ビールを噴出す人も・・・・会場内は大爆笑でした・・・・041.gif041.gif

・・・・・・おしまい・・・・・・
注釈
根がかり・・・・・「針が海底の岩などに挟まってとれなくなること」
岩ゴカイ・・・・・「赤い色の餌で餌持ちが良く・・アイナメには最適の餌」で青イソメより高価」
青イソメ・・・・・・「青色をしている餌・・・・カレイの餌に適している」
たも・・・・・・・・・「大きな魚を釣り上げた時に使う網」



花は「グラジオラス」・・・・今朝撮影しました・・・045.gif
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by mebaru-papa | 2009-07-19 07:41 | 平成元禄時代 | Trackback | Comments(6)

・・・平成元禄時代・・羆(ヒグマ)龍之介からの便り・・・


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この物語は,私が10数年ほど前に東京の神田神保町の職場に勤めていた頃の思い出をベースに
江戸時代風に「平成元禄時代」の題名とし書いております。
初めて読む方は一番下のカテゴリ「平成元禄時代」をクリックしていただければ過去の物語が収録して有ります・・

・・・それでは物語に入ります・・・・
今回の登場人物
「羆(ヒグマ)龍之介」       蝦夷藩出身 役職 与力・・・・・・・・・・・・・・・・・・(現在 帯広在住)
「月輪熊(ツキノワグマ)幸エ門」 陸奥藩出身 役職 与力・・・・・・・・・・・・・・・・・・(私仙台から 新潟へ転勤)・・・papaで~す・・・・(^^♪

文面・・・

月輪熊(ツキノワグマ)幸エ門 殿へ

月日の経つのは早いものでいかがお過ごしてしょうか・・
拙者も家内も息災でありご安心を
そちらも奥様そしてご息女・・おお忘れておった・・犬の茶太郎と仲良く暮らしていると推察つかまつる。

さて,拙者このたび思うことがあり勝手ながら蝦夷藩与力の役を辞し,残りの人生を
己が夢をまっとうすべく「南蛮渡来のからくり荷車」 (オートバイショップ)を生業とする店名「K-ing」を帯広にて開店いたしました。
藩の方々にはご迷惑をかけ,いささか後ろ髪を引かれる思いではありますが
武士として残された人生を精一杯働き,己の人生の証を残すことが本懐と思っております。

江戸詰めの頃からのご厚情に対し深く感謝するとともこれからもよろしくお願いつかまつる。
尚,店は帯広にてござれば,是非お越しの際は寄っていただきたくお待ち申し上げ候・・

                                              羆(ヒグマ)龍之介

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここから現代に戻ります。
昨日電話をしたら6月6日が開店とのこと
元気な声が返って来ました・・・頑張れ!!!・・・・・・羆(ヒグマ)龍之介

次回の「平成元禄時代」に 「羆(ヒグマ)龍之介」殿のお店を紹介したいと思っております・・お楽しみに

花の名前・・・カンパニュラ
花言葉・・・・・「誠実」「感謝」

「K-ing」の開店・・・心よりお祝い申し上げます・・・・・・・038.gif038.gif038.gif
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by mebaru-papa | 2009-06-04 22:56 | 平成元禄時代 | Trackback | Comments(8)

・・・・平成元禄時代(仙台藩篇)パート2・・・

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今日は紳士で静かな働き者の常連客の静三郎さんの話をしましょうか

江戸時代の運送業は幕府の取り締まりが厳しく廻船が主流で今の時代の陸送は
なかったようです。
つまり・・黒○○とか赤○○みたいな運送業は無かったので時代設定は
廻船問屋・・・岩間屋の静三郎さんとしました。

この人と松島で「カレイ釣り」をした時の話です。

幸エ門・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「なかなか釣れませんな~」
静三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「まだまだ・・・・もうすぐ来るから我慢です」
実に飄々としてつり糸をたれてます。

と・・そのうち・・静三郎旦那には・・ビクビクッ・・と当りがあって・・

静三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「おっ!・・・・なかなか・・・来ましたよ~・・」・・・003.gif

しかし・・・私には・・・時間がただ・・むなしく過ぎていくだけで・・・・トホホ・・・025.gif
その時・・・静三郎さんはにっこりしながら・・・・「幸さん・・・餌・・こんな風に付けたら」
なんと自分の餌のつけ方を教えてくれるのです・・・

釣りをしている方分かると思いますが・・・普通は教えてもらえないのです・・
なんと心の広いお方・・・・・「さすが!!」感謝の気持ちで一杯・・・・・010.gif

そして・・・数分後・
静三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「あっ!・・・・外した!!」・・・・解説・・上手に魚に合わせられなかった・・つまり・・・逃がした

幸エ門・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「きた~~!!」・・・・私にきちゃった・・・037.gif

この日以来・・・なぜか静三郎旦那と一緒の船にのると彼が逃した魚が私に来ます・・・・(笑)
だから・・・・・私と一緒の船は敬遠する旦那です。
・・・でも・・・・私にとっては大切な・・そして偉大な師匠なのです。

追伸
 なんと・・彼のお姉さんはアメリカの方と結婚されていることを知りました。
 そんでもって彼がアメリカまでお姉さんに逢いに行ったと聞きました。・・・勿論,彼は英語をペラペラで無いのです・・・・・・・・(~_~;)

そんでもって・・・・言葉をどうしたか聞きました?
静三郎・・・・・「大丈夫・・・行くとき英語で・・フローム・・ミズリー・・プリーズ」「帰りは・・・フローム・・ナリタ・・ジャパン」
幸エ門・・・・・・「凄い!!」 
ますます尊敬するpapaなのです

花の名前・・・・・「ブルーセージ」
花言葉・・・・・・・「幸福な家庭」「家庭の徳」「家庭的」

なんとか・・・・花と会話が合いました・・・・・・・・・・(^^♪
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by mebaru-papa | 2008-10-21 21:31 | 平成元禄時代 | Trackback | Comments(12)

・・・久しぶりに平成元禄時代(仙台藩篇)・・・・

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この物語は私が仙台にいた頃の話を平成元禄時代(仙台藩編)と仮想して作っております。

江戸上屋敷を2年半勤め仙台藩へ移ったのは平成4年頃であった。
そして今度の物語の舞台となるのが・・・居酒屋庄助である。

町医者の藤沢梅安殿はいつも私より先に飲んでいる。・・・・(あっ・・必殺仕事人の名前に似てる)・・・037.gif

今回はこの藤沢梅安先生のお話である。
これから冬にかけると仙台の銀杏並木は銀杏が実り,町の衆にとっては楽しい季節となる。

当日の朝も大変混んで盛況であった。
勿論・・・梅安先生と庄助の常連客も採りに行った。

しかし,この銀杏取りにはちょっと危険を伴う。
実は街道筋ということも有り・・・馬車や荷車(自動車)がひっきりなしに通っている。
これに背を向けて歩道側の銀杏を拾うため・・・・お尻が荷車(自動車)に当たる危険が有る。

その為,町役人(警察官)が出て注意を促していた。

「おい!・・・そこの町人・・・けつを出すな」
「ほら・・・そこの姉さん・・・けつを出すな」

町人たちは夢中で採っているのでお構いなし・・・・
しかし役人としてはお勤めであるから・・・・「けつ出すな!!」の大合唱・・・018.gif

その時である。
梅安先生・・・・・・・・・・・・・「おい!・・少し黙ってろ!?・・・大丈夫だから」
役人・・・・・・・・・・・・・・・・・「何を言うか・・・けつ出すな」

梅安先生・・・・・・・・・・・・・「あのな~・・・・けつは俺の専門なの」
役人・・・・・・・・・・・・・・・・・「はあ~」

梅安先生・・・・・・・・・・・・・「俺は肛門科・・・けつを出してもらわないと商売にならないの」
庄助の常連客・・・・・・・・・「あは・・・・さすが先生・・・やるね~」・・・・・・・041.gif

これから常連客の方々・・・登場していただきますのであしからず・・・・・037.gif

あっ・・・・花はダリアです・・・・・(^^♪
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by mebaru-papa | 2008-10-20 05:21 | 平成元禄時代 | Trackback | Comments(8)

・・・平成元禄時代 蕨(わらび)の局編part2・・・

お彼岸だから思い出したのだろうか?
私が江戸(東京)の勤務時代からもう15年も経ってしまった。
時は平成元禄の真っ只中・・・バブルの真っ只中

この頃を江戸時代風に書き留めているのがこの物語である。
すべて実在の人物であるが・・・本名を使う事はできないためすべて匿名としている。
今回登場するのは職場での唯一の華・・・・蕨(わらび)のお局さまの話である。
このお局さまはもうこの世には居られない。
この職場で約3年そして仙台に戻って3年位たってから訃報をいただいた。
生涯独身・・・・若い頃は お茶目でユーモアの分かるいい女だったと作者は偲んでいる。

そう当時はもう60歳は越えたお局さまである。・・・・もちろん枯れる寸前・・・失礼

登場人物
「羆(ヒグマ)龍之介」       蝦夷藩出身 役職 与力・・・・・・・・・・・・・・・・・・(現在 釧路在住)
「月輪熊(ツキノワグマ)幸エ門」 陸奥藩出身 役職 与力・・・・・・・・・・・・・・・・・・(私 仙台在住)
「蕨(わらび)の局」      東京都出身  役職 庶務・・・・・・・・・・・・・・・・・・(故人)

いつものように江戸屋敷に平和な一日が始まった。
それぞれの役目に各自が励んでいるが?・・・・・一人だけペースを掴めない人物がいる。

電話・・・・・・・・・・・・・・・・「リーン・・リーン」

月輪熊幸エ門」・・・・・・・「ごめーん 手が離せない・・電話取って」
お局・・・・・・・・・・・・・・・・「はいよ~」

お局・・・・・・・・・・・・・・・・「ハイ・・江戸屋敷の 蕨(わらび)でーす」
               「あら~ 紀州の中村さん・・・元気・・近頃来ないわね~」
               「あらそ~ 忙しいんだ ふーん そうそうこの前ねあの~」

しばらく会話が続いて・・・・・

お局・・・・・・・・・・・・・・・・「うん 分かった・・・伝えとく はいご苦労さま」
と言って・・・・・・・・・・・・・席を立つ・・・・・・・・・(多分・・・・生理的現象)

羆(ヒグマ)龍之介・・・・・・「お局さん・・・今の電話 誰からだった?」
お局・・・・・・・・・・・・・・・・「あれ! いまトイレ行って来て電話ないよ~」

羆(ヒグマ)龍之介・・・・・・「あの~ トイレへ行く前にあった電話」
お局・・・・・・・・・・・・・・・・「ああ 紀州藩の中村チャン・・・近頃忙しくて来れなくてね~大変だって」
               「飲みに連れて行ってって 頼んだけど なかなか時間取れないって」

羆(ヒグマ)龍之介・・・・・・「わかったったけど 最後に誰かに伝えておくって言ったでしょ」
お局・・・・・・・・・・・・・・・・「ああ それ 早く言ってよ・・・えーとね 誰だったかな~」
               「ちょっと待って・・・思い出すから・・・ちょっとだから」
と言って・・・・・・・・・・・・・目を瞑って懸命に思い出そうとしている。

羆(ヒグマ)龍之介・・・・・・「頼むよ~・・思い出して~」
羆(ヒグマ)諦めて席を立つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(多分・・・生理的現象)

そのうち・・・・・・・・・・・・・「zzzzzzzz」・・・・静かな寝息が聞こえてくる。


羆(ヒグマ)龍之介トイレから戻る・・・・・席につく

月輪熊幸エ門・・・・・・・・人指し指をたて・・・・・「シーっ」

羆(ヒグマ)龍之介・月輪熊幸エ門・・・・・・「ダメだ こりゃ」

憎めない蕨(わらび)のお局の寝顔を二人して呆れて見ていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
蕨のお局が飲み会でふと漏らしました。
「わたし この職場で・・・羆(ヒグマ)龍之助と月輪熊幸エ門が・・いっちゃん好き!!」

・・・・・焼酎のお湯割り梅入りのグラスを持つお局さまの笑顔が忘れられません・・・・・
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by mebaru-papa | 2006-09-24 16:29 | 平成元禄時代 | Trackback | Comments(8)

・・・平成元禄時代(次席家老編)第6話・・・

我々の上司でユニークな人がいた。
今回はその人について書き記す事にする。

登場人物

「鼈甲飴(ベッコウアメ)舐太郎」 徳川家出身 役職 次席家老・・・・・・・・・・・・・・(現在東京都在住)
「染頭(ソメアタマ)篠太郎」    信濃藩出身 役職 筆頭与力・・・・・・・・・・・・・・(現在 松本在住)
「羆(ヒグマ)龍之介」       蝦夷藩出身 役職 与力・・・・・・・・・・・・・・・・・・(現在 釧路在住)
「月輪熊(ツキノワグマ)幸エ門」 陸奥藩出身 役職 与力・・・・・・・・・・・・・・・・・・(私 仙台在住)

今回登場せず
「野暮(ヤボ)古希次郎」    陸奥藩出身 役職 筆頭与力・・・・・・・・・・・・・・(現在 仙台在住)

執務の全般は次席家老と陸奥藩出身の筆頭与力(今回登場せず)が
江戸屋敷を仕切っていたが二人の仲が極めて悪かった。

たまたま,この日は陸奥藩の筆頭与力は休みであった。

次席家老は我々蝦夷藩や陸奥藩,信濃藩には気を使う人で,それなりに
良い上司であった。しかし,この人物ちょっと変な癖がある。

次席家老・・・・・・・・・・・・「羆さん この書類なんだけど・・ちょっと直してもらえる」
羆・・・・・・・・・・・・・・・・・・「あっ ここですね わかりました」

次席家老・・・・・・・・・・・・「野暮さんが居ないと仕事がはかどるね」・・小さい目を細めて・・

このコメントに関しては執務室の中の一同 うなずく うなづく!!
ここまでは明るい職場の見本みたい。

と思ったのもつかのま・・・一本の電話がかかってきて事態は一変する。

次席家老・・・・・・・・・・・・「はい! えっ 説明の内容が違う 担当は野暮ですが」
               「わかりました・・・すぐ訂正します」

どうやら,筆頭家老から電話で書類にミスがあったらしい。 書類の担当者は
犬猿の仲の野暮氏・・・・・・・・・しかし彼は出張で連絡は付かない

次席家老・・・・・・・・・・・・「うーん困った・・・・データーがないし 後3時間しかない」
               「白髪頭さん どうしよう~」
染頭・・・・・・・・・・・・・・・・「参いりましたね~ しょがない各自で分担して作りましょう」
次席家老・・・・・・・・・・・・「そうしてくれる すまないね~」

このあたりの判断は早い染頭筆頭与力 だてに頭を染めてない!
各自分担して仕事を始めることとなったが,次席家老の焦る表情は隠せない。

と・・・・そのとき私は見た!!

彼はおもむろに眼鏡をはずし眼鏡のツルを唇にあてた。
困ったとき必ずする仕草である。

私・・・・・・・・・・・・・・・・・・「あーあ始まったよ・・・得意のポーズ・・・相当まいってるな~」
羆・・・・・・・・・・・・・・・・・・「だよな~ 意外と気が小さいよな~」

私・・・・・・・・・・・・・・・・・・「だけど よくツル舐めるけど あれ飴で出来てるのかな~」
染頭・・・・・・・・・・・・・・・・「何~ 飴がどうしたって?」

私・・・・・・・・・・・・・・・・・・「いやー甘いのかな~ 眼鏡のツル良く舐めるから 鼈甲飴製かと思って」
染頭・羆・・・・・・・・・・・・・「鼈甲飴(ベッコウ飴)・・・・うふっ ぶふぁ ハハハハ~」

どうやら彼らにはこの一言が「笑のツボ」にはまったらしい・・・・

次席家老・・・・・・・・・・・・「何かあったの?」
我々一同・・・・・・・・・・・・「いえ! 別に 何も ハイ!」

3人組は仕事も一生懸命やるけど笑う時も一緒・・・・ただしこの時はつらかった!!

だけど電話の後も明るい職場でしたね。
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by mebaru-papa | 2006-06-09 18:08 | 平成元禄時代 | Trackback | Comments(6)

・・・平成元禄時代・・・・・・(残業編)・・・5話・・

この物語は,私が10数年ほど前に東京の神田神保町の職場に勤めていた頃の出来事を
江戸時代風に書き記した物である。

そしてこの残業編は,現在釧路に住んでいる友とのエピソードである。

登場人物
「羆(ヒグマ)龍之介」       蝦夷藩出身 役職 与力・・・・・・・・・・・・・・・・・・(現在 釧路在住)
「月輪熊(ツキノワグマ)幸エ門」 陸奥藩出身 役職 与力・・・・・・・・・・・・・・・・・・(私 仙台在住)
「染頭(ソメアタマ)篠太郎」    信濃藩出身 役職 筆頭与力・・・・・・・・・・・・・・(現在 松本在住)

江戸屋敷(会社)のお勤めにも慣れた頃,「羆龍之介」そして上司の「染頭篠太郎」と私の
3人で残業するのが常であった。

月始めは特に忙しく,会議の資料を作成するため,残業は深夜までも及んだ。
藩の財政収支合計を出すのだが,この当時のソロバン(パソコン)の からくり(ソフト)は
いい加減でよく凍り(フリーズ)付き使い物にならなかった。・・・・・結構いいでしょこの表現

羆龍之介・・・・・・・・・・・・・・・・「あーぁ 合わない 合わない」「月輪熊氏 そちらはいかかじゃ?」
月輪熊幸エ門・・・・・・・・・・・・「うーん 合わん!」「筆頭与力殿・・・・・もう2時を回った」
                  「今日はこの辺で区切りをつけ・・・一杯いかがかな?」
羆龍之介・・・・・・・・・・・・・・・・「そうじゃ 飲みに行こう!」
染頭篠太郎・・・・・・・・・・・・・・「よし! 前の店で一杯やって 本日は屋敷に泊まろう!」

仕事もお酒も一生懸命で気の会う3人・・・・江戸屋敷前の居酒屋で乾杯となった。

当時は,大体深夜3時ころまで居酒屋は営業していた。2時であるから1時間程度は飲めた。

江戸屋敷に戻ってから会議室のソファーや応接のソファーが寝床となる。
応接のソファーに染頭筆頭与力と私が背広のまま横たわっていると羆龍之介の
姿が見えない。

・・と突然

羆龍之介・・・・・・・・・・・・「さぁー 手術の時間でーす 患者さんはどっちかな?」
               (両手をちょっと挙げ 手術着風のパジャマを着て登場!!)

染頭篠太郎・・・・・・・・・・「オイオイ 会社にパジャマ持参かよ~」
月輪熊幸エ門・・・・・・・・「手術? お医者さん? ・・参りました!」・・・・・・・・・・・・・・大爆笑

会社にパジャマまで持って来てるとは思っていなかったし・・・・・・・
パジャマが手術着に似てたのでお医者さんのつもりで・・・・・・・「患者さんはどっちかな?」
ここまで「頓知」の利く人間は見た事がなかった。

深夜の残業は厳しかったけどこの思い出がとても印象深い。

釧路の友へ・・・・・・「杜の都日記Ⅱ」になって久しぶりに書きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・読んでくれるかな?


面白いと思った人へ
過去の平成元禄時代は・・過去ブログ「杜の都日記」のカテゴリ「平成元禄時代」に
入っています。・・・・・・・・・・・・・・・・・これって宣伝?
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by mebaru-papa | 2006-05-28 16:27 | 平成元禄時代 | Trackback | Comments(6)